19条より25条 本「ホームレス入門」

日本国憲法9条は、こんなに潔くて良いものはなく、もったいないくらい愛しいものと私は思う。しかし、それ以上に基本で当たり前の25条が、こんなにないがしろにされて良いものだろうか。普通の人が、いとも簡単に職場を失い、職に就けず、路上に放り出されることが日常茶飯事に起こっているのが現状で、政治の貧困としか思えない。途上国のためにODAを何兆円も出しているところでない。企業の貧困といえるところもあるかもっしれない。

そんな思いの中、たまたま本屋さんを覗いていたところ、次の本が目につき、さっそく読んでみた。
「ホームレス入門 上野の森の紳士録」 風樹 茂 角川文庫 705円(税別)
少々、前に書かれた本だが、世相からして今読んでも古くなく読めます。花見で浮かれる上野を舞台に、動物園を訪れる家族を横目にして、沢山ある美術館を行き交う人々の中、青いビニールテントで生活するホームレスが物悲しく、生き生きと描かれています。ホームレスに至るにはいろいろと原因はあるが、現状ではだれでも簡単になってしまうというのが現実で、卑下も楽観もせず客観的に判断していくことが求められる。

この本は、綿密な取材で臨場感のある内容になっています。最後に、資料編として、「ホームレスにならないために」、「ホームレスにならざるを得ない場合」、「ホームレス問題解決に向けて」など具体的な内容もありますので、緊急を要する方には大いに参考になります。

日本国憲法第25条
「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」
これに対する政治の対応できていない。憲法違反ですよね。

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